陽光に誘われて170キロほど

 陽光に誘われて南紀にバイクを走らせた。白浜の「南方熊楠記念館」がリニューアルするというニュースを聞いていたので走ったが、まだ「新館建設中につき閉館中」だった。仕方なく、隣の「京都大学白浜水族館に入った。



 その後に町内のコンビニでサンドイッチと缶コーヒーを買って、とれとれ市場に向かった。駐車場はほぼ満杯で、館内は客であふれていた。よくわからない漢字圏の言葉が飛び交っていたが、私は目的の「いくらのしょうゆ漬け」だけ買っておさらばした。

 行きはR42だったので、帰りは切目川をさかのぼる県道202号を選んだ。途中で「まずま路マップ」を見つけたので、そちらに向かった。最近、やたらにテレビで紹介されている「真妻わさび」の産地だ。道は、かつて某HPで「酷道425号」と恐れられた道だが、本当に怖いのは竜神の小又川から先で、県道424号の小家までの道は、確かに狭いが、酷くはなかった。
 途中集落で小さなイベントがあったので聞いてみたら、もう少し先だということだったが、平井家を訪れて取材する勇気もなく、帰路に着いた。