荒神祭

 前の山に祀られている荒神のお祭り日で午後にお餅まきを行った。この山の周りで農業などを行う8軒の関係者が毎年交代で幹事を務めている。わずか100メートルほどの小山だが年寄りにはつらい登山だ。2時からのお勤めには30人ほどが集まって私が音頭を取って「大祓いの辞」と「般若心経」を奏上して、五穀豊穣、家内安全をお願いした。
 その後に、お餅とお菓子を撒いてお祭りは無事終了した。関係者での打ち上げは我が家のウッドデッキで12名が集い行われた。風はなかったがやはり寒いので風よけにブルーシートを張ったり、BBQ用のコンロで火を焚いたりして暖を確保しながら5時過ぎまで談笑した。乾きもので始めた酒宴だが、火が点くと芋を焼いたり、タコを焼いたり、ネギを焼いたり。お酒は日本酒とビールで始まったが、焼酎、ウイスキーとそれぞれが途中で持ち寄って実に楽しい宴会になった。
 ナナも一員としてみんなの足元を徘徊しておこぼれに預かっていた。お腹が膨らんで夕食はなしとなった。