白霊茸

 朝食はリンゴ半分と小さなぶどうパンとスープが定番だ。このリンゴは先日行ったスキーの帰りに信州中野IC入口手前にあるJA中野市農産物産館オランチェで買ってきたものだ。ここはビニール袋に入った大きなりんごが3個100円など農産物が格段に安い。今回のリンゴは良く色づいた冨士で20個くらいで1200円で買ってきたものだ。りんごの他には野菜やきのこも出品されていて、店内にはいつも“きのこ汁”が大きな鍋で炊かれて無料で提供されている。
 今回目に留まったのは白いきのこ“白霊茸”だ。幼齢のものはマッシュルームのようで生長したものはエリンギの傘を大きくして背を低くしたようなもの。どちらも一袋130円だったので両方買ってレジのおねえさんに「どうやって食べるの?」と聞いたら「油と相性がいいので炒めたり揚げたりしたらいいよ」とのことだった。調べたら中国は天山山脈に自生する本名バイリング、別名神茸ともいわれるきのこで、中野市で栽培されているとのことだ。バター炒めにしたらあわびの食感でガンに効くというβグルカンがアガリクスの3倍も含まれているという。まさに神様のようなきのこだった。