あれから42年

 今日9月19日は結婚記念日だった。ドキュメンタリーなら、カメラはギュイーンと有田市の「鮎茶屋」にズームインだ。

 

 当時主流だった「会費制」の披露宴で、総勢90名の親族、仲間が集まって延々4時間のイベントが繰り広げられた。

 

 お酒が飲めない野球部の先輩が、後日「あの披露宴はしんどかった」と言っていたが、その方も数年前に亡くなった。

 

 当時の資料も残しているが、出席者名簿から物故者の名を捜すのも不謹慎だが、42年の歳月は否応なく人の命を奪ってゆく。

 

 今は72歳と65歳が、92歳の母を特養に預けて、山紫水明の故郷で穏やかな日々を過ごしている。