秋の風が立つ

 書きたくないんだけど、昨日留守中に我が家を訪れた区民のK氏が朝早くから再び来てくれて「とにかく現場を見てくれ」とのことで、助手席に乗せてもらって水道管破裂および復旧現場を見せてくれた。
 帰って、水道事務所のN所長に電話を入れた。「なんか頻繁に水道管が破裂しているらしいな」というと「そんなことありません」と言う。「いやいや。当事者の話では去年の秋から3回目らしいよ」と言うと、一旦受話器を外して部下に確認をとったら「おっしゃるとおりみたいですねえ」と言う。
 今年の4月に赴任した所長とのことだが、実態を把握していないのはいかがなものか。「破裂の都度、水道水が田んぼに砂利を噴出して、それを回収してくれないとか、急に断水になって飲み水はもちろん、洗濯やお風呂にも支障を来たすという苦情が寄せられている。これに対して水道事務所として今後どんな見解を持っているのか聞かせて欲しい」と言うと「今後、予算を取って対処します。ただし、予算は次期町長が決まってからです」という言葉に「カッチン」と切れたオイラ。
 「住民がライフラインの根幹である飲み水でこれだけ困っているのに問題を先送りするな。残り少ない現職の置き土産にでも実行してもらえ。何なら今から一緒に町長に訴えに行くか」と言ったら「いやいや、私が今から本所に行きます」と言うので、それ以上は差し控えて電話を切った。