長崎のピカドンは母ちゃんの誕生日

 朝の10時半から慰霊祭は始まっていた。日本で、いや世界で2回目の人体実験が行なわれた日だ。長崎市民24万人のうち15万人が負傷をし、そのうち7万4千人がたちまちのうちに死んだ。生まれたばかりの赤ちゃんから老人までを含めた世界史上例のない冷酷なアメリカの原爆ボタンを押したのは誰なのか。「エノラゲイ」は「ケツに突っ込んでやれ」という隠語だ。
 投下時刻の11時02分に黙祷を捧げた。戦争は狂気だ。かつて68年前に原爆を投下した連中の写真がある。どいつもこいつも「そんな難しいことは分からない」が命令のままに日本上空まで操縦し、投下ボタンを押したただのアメリカの若者だ。
 http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/70/B-29_Enola_Gay_w_Crews.jpg
【こんなアホンダラに今年で16万人の命を奪われた】

 母ちゃんの5?歳の誕生日に子供達からお祝いやらメールが届いた。私にもおこぼれでゴルフボールが届き、ナナにもおいしいものが同封されていた。ありがとうね、みんな。ブログの読者にお礼します。でも母ちゃんは「今日からは年齢の四捨五入はなくてすべて切り捨て」宣言をした。ちょっと考えればすぐ分かるのにね。