広島のピカドン

 68年前の午前8時15分に米軍のB29エノラゲイから投下された原子爆弾は人体実験だったという説がある。すべてが窮乏した日本はどうあがいても戦局の挽回は不可能な状態で、この悪魔の化身を落とす必要はもはやなかったというのだ。
 6年住んだ広島で何度か訪れた原爆資料館の人形が撤去されるらしい。ピカドンの1万度の高熱で焼かれた直後、人間の皮膚は垂れ下がり、救いを求めて歩き回る人々が、まるで幽霊のように見えてグロテスクで怖いという理由だ。
 「ええー、現実のことだろう」と、撤去に反対の人と同じ意見だ。核の問題はテーマが大きすぎてわがブログでは扱い難い。

 キャノンのカメラが壊れた。で、キャノンの専用HPから修理依頼をしたら、書かれているとおり夕方にクロネコが取りにきた。買って2年近く経つが、補償期間1年間を過ぎたからと言ってお約束のように壊れるというのはどういうことだ。本体と標準ズームレンズで30万円もする5Dなのに簡単に壊れて欲しくない。「3万円未満なら見積もりなしで修理」と書いておいたが、修理後のレビューを書く機会があったら「キャノン社の信頼性を疑います」と書くつもりだ。