パクパクが着いたらコロコロが要らなくなった

 みかんの花が満開になって芳香を漂わせている。♪みーかんーのはーながーさあいてーいるーーー」と思わず口ずさんでしまうが、百姓にとって、それは薬剤散布の時期になったよというサイン。公民館の壁にはJAの指導でそうか病対策のストロビーDFを満開時に散布せよ書いてあった。
 午前中に水と薬剤の手配をしたが、母ちゃんが「お茶の葉にかかるの?」と聞くので「そりゃかかるさ」と応えた後に二人で茶摘みを始めた。お昼を挟んで二時まで茶摘みをして二時半からストロビーDFを散布した。
 夕食には今朝のNHKあさイチでイタリアンシェフのマリオが紹介した「新タマネギのミルフィーユ仕立てステーキ」に挑戦した。もちろん材料のチーズと白ワインとミニトマトは午前中に農薬と一緒に買ってきておいた。かあちゃんが育てた二個の新タマで3人分を作ったが、ばあちゃんもおいしかったと完食してくれた。
 ところで、昨日パクパクが届いた。パソ部屋にナナが来ると大量の毛屑を残して行くので、これまでは粘着テープのコロコロを5枚ほど使って取り除いていたが、ネットで調べたら「パクパク」の評価が絶大だったので購入した。
 実は今から25年ほど前の広島支店時代に社宅の我が家にそれはあった。絨毯にこぼした子供達の食べ物カスや繊維などがものの見事に取れていた。なぜあったのかはよくわからないが、アイデア商品のひとつとして何らかの形で家に来たものだった。
 今、久しぶりに現物を見ると基本的には何も変わっていない。それだけ当時にも絶大の威力を発揮していたということだろう。

【一度ばらしたタマネギにモッツァレラチーズと生ハムを階層に入れてステーキします】

【25年ぶりのパクパク。やっぱり良く取れる。右上は一緒に買ったパクパクローラー