春は来週から

 午前中にソフトボールチームで徴収した年会費を郵便局に入金した。いつもの布カバンを持ったらナナが連れていってくれると思ったのか、はしゃいで車庫まで付いてきたのでそのまま連れて行った。 
 予報では気温が上がるが春一番の強風が吹き荒れ、午後には雨になると言っていた。そのとおり表の白い椅子が川に飛んでいて拾ったら肘掛の付け根が折れていておしゃかになった。夕方からは風雨が激しくなってビックリするほど大きな雷鳴が響いた。この雨は日が変わるころには止むという。でもこれだけ降ったら明日の練習は中止だろうなあ。今はまだメールはないが明日からは再び真冬になるという。

 夕食の時にばあちゃんがドレッシングのキャップを飛ばして取りにくいベンチの下に転がった。私の膝に頭を置いて寝ていたナナに「あそこのキャップを拾ってきて」と頼んだら、期待通りに口にくわえて持ってきてくれた。キャップはナナの唾液でヌルヌルだったが、人の言葉を理解して期待に応えることができるのはすごいことだ。「ナナありがとうね」とキャベツの軸をあげた。