荒神山について

 今日は双子を連れて前の荒神山に登った。もちろんナナも一緒で二人に先行した。頂上は、わずか200メートルにも満たない山だが神様が祭られている。千年以上も前にこの地に住み着いた人たちがここで稲作を始めるにあたり祭った神様に違いない。
 彼らはおそらくインドネシアあたりから来た人の可能性が高い。なぜなら、この地には前田羅(まえだら)という地名があって「ら」は彼らの国の言葉だという。今、我々が暮らしている土地がマエダラなのだ。