紀伊半島の最南端までドライブ

 母ちゃんは朝の5時から本部参りで目覚めた5時半にはすでにいなかった。良い天気だったのでナナと撮影旅行に出かけた。海が見たいなと思って本宮から新宮に出て那智勝浦を通り過ぎて串本まで走った。13時に橋杭岩の駐車場に入って「うどん、そばの橋くい」できつねうどんと目張り寿司一個を食べた。正月から少し食べ過ぎていたので軽く済ませようとしたが、おいしい汁とおあげが熱くて舌をやけどしそうになった。少し時間が遅かったと言えどもあほちゃう?
 その後、橋杭岩を撮って帰路についた。相変わらず長い海岸線を北上したが、30年以内に起きるであろうと言われている東南海・南海地震を思いながら走った。道路はほぼ海抜5メートルの高さにあり、そこに民家が細長く沿うように建ち、後ろには山が迫っている地形が多い。
 同時に起きたなら津波は15メートルほどにもなるという予想もある。国道、鉄道、そしてほとんどの民家が流されることは間違いない。海に頼って暮らしてきて、できるだけ海の近くに居を構えている。彼らは今どんな気持ちで暮らしているのだろうか。

【昼の橋杭岩:顔に見えない?】

【紺碧の海:串本町串本】