和歌山の千葉山

 初めて千葉山にバイクで駆け上がった。「せんばやま」と読む。有田川北側のみかん山への農免道路が平成20年に2車線に整備されて頂上の千葉山公園まで快適に登れる。頂上には発電用の風車が10基ほど快晴の青空にむかってそびえ立つ。ぶどう園もあって、シーズンには観光バスも来て賑わっているニュースがあった。ところが、今年はぶどうが不作で、すぐに無くなって急遽「森園」から運んだこともあった。
 8合目くらいに工事の記念碑と展望台があって、そこは有田川町が一望できる絶景ポイントだった。さらに下った場所からはみかん畑の中をうねる道路が面白かったので一枚撮った。

【みかん畑の中をうねる農免道路】
 午後は区の寄合いに出た。「付け立て」と言って区費(町内会費みたいなもの)の確認と請求事務をした。この土地に山林などの財産を所有している者は区外居住者でも区費をもらうことになっている。個人的には理不尽なことと思っているが昔から延々と引き継いでいるのだ。しかし彼らも「区費の意味を説明しろと言われてもようせんなあ」と言っている。そのとおりだと思う。究極は“郷に入れば郷に従え”と開き直るしかないなあ。
 夜はソフトボールチーム「コマンド和歌山」の納会が、和歌山駅前の「日本海庄屋」で開かれた。19名が2時間飲み喰い放題4,000円でおおいに盛り上がった。