砂は超重かった

 雨は降らなかったがはっきりしない天気で風が強かった。朝から、人に作ってもらってる音白の田んぼの電柵に沿って除草剤を撒いた。電柵もその人が設置したもので、草が電柵に絡むと効果が落ちるのでせめてもの手伝いだ。
 午後には川から砂を拾った。大雨で何度もダムが放水したあとに、橋の下の淀みになっているところにきれいな砂が溜まっている。倉庫に転がっていた20リットルのプラスチックの容器に砂ふるいで小石を取り除いて入れ、それにロープをかけて二人で橋の上に引っ張り揚げた。合計で17個の砂袋ができたが、二人ともへこたれた。これを書く前に砂の比重を調べたら2.5くらいだった。一杯に15リットル入っていたとしても35kgもあったのだ。重いはずだ。
 砂を拾ったのは、家を建てたときからの高低のあるキッチンのコンクリート床を平らにして、パネルの床材でも敷いてやろうと思っているからだ。計算ではあと15個ほどの砂が必要だが、次はいつになるのだろうか。なおコメリの砂置き場には今はまったく商品がない。