いきなり夏はちょっときつい

 ほぼ一ヶ月ぶりのソフト練習だった。曇天続きからいきなりピーカンに晴れた青空はあまりにも眩しくて外野飛球が捕りにくかった。明日は試合なので「軽く」という前提がいつも崩れて、ほぼ3時間に及ぶ練習にみんなへとへとになる。下から数えたほうが早い自分がこういうのも何だが「おっさんたち、ようやるわ」だ。もう3年以上のつきあいになるが、この出会いがなかったら、おそらく今の体力は維持できていなかっただろう。
 帰って昼食後にナナとカメラを携えて川を遡った。いずれは画題になるであろう清流を撮っておこうと思ったのだ。夏の気配がする川にナナは大喜びで先を急いだ。放流した鮎の稚魚も10センチくらいに育って周りを駆け巡る。
 一眠りした夕方に郵便物がいろいろ届いていた。水彩画最終課題の「猫」の評価は、最後でもあるしおおむね「よく描けています」だった。コスモ石油からは配当金の通知が届いた。大震災の影響で千葉のタンク火災があったが、業績はそこそこで1株8円の配当が出て思わぬ臨時ボーナスだ。