和歌山サイコーの言葉を残して

【23日(日)】
 昨夜は田辺に泊まった二人はお昼前に湯浅駅に着いた。まずは昼飯だ。母ちゃんのお勧めで有田川町の達人村(TATTO MURA)に向かった。数年前にオープンしたお店で「幻の岩清水豚」のとんかつが一番のウリだ。

【柔らかいお肉に橙ポン酢と大根おろしのソースが抜群に合う】HP:http://tattomura.com/

 その後はJAの物産店ありだっこで食後のデザートとして柑橘類の試食品を食べまくり、少しだけ買い物をした。

 湯浅の町中の狭い熊野街道を通って広川に渡る橋の上から風物詩の四手網によるシロウオ採りを見て稲むらの火の館と濱口御陵堤防を見た。
 「次は日本のエーゲ海をお見せします」と由良の白崎海岸に向かった。途中の断酒道場の下の道端で野生の狸がたくさん人がやる餌に群がっていた。
 間もなく着いた白崎できれいな海に二人ははしゃいでいた。道の駅に昇格した売店でウニノリを買い、写真撮影などしていよいよ津木に向かった。

【千葉にはこんなきれいな海はないよね】

【ウミウが飛び交う白崎海岸】

 猪谷に上がってムーミン村ではストローベイルハウスを見て「千葉から来た人で一番乗りだね」と母ちゃんが言ったが「あっ、トオルが来たわ」と直ちに訂正した。夏明温泉せせらぎの湯では足湯に浸かって疲れを癒した。

 家ではナナがお待ちかねで、みんなで近所を散歩した。keiちゃんが「和歌山っていいとこいっぱいあるのに、もっと宣伝すればいいのに。でも人が殺到しないのがいいのかも」と感想を述べた。「千葉には作られた遊び場はあるけど、自然の中で遊べるところはない」とも。
 7時半の関空発に間に合うように5時には家を出た。3連休の最後の日はやはり渋滞があっていつもは1時間で着くところが30分ほど余計にかかったがフライトの1時間前には出発ターミナルに着いた。「またおいで」と握手を交わしてお別れした。

【24日(月)】
 朝からJAに行きみかん用の春肥を買ってきて撒いた。ナナがそのあとをぺろぺろと拾い食いしている。「食べたらだめー」と叱ったが、有機肥料なので魚粉や粉砕した牛骨などが入っているのでうまいようだ。
 ところが昼食後にパソ部屋でくつろいでいたら後ろで「ケホッ」と変な声がする。振り向いたら床に大量のゲロを吐いている。やはり食べてはいけないものも配合しているようだ。絨毯マットの張り替えが必要になった。まあ10年も経って相当すり切れていたのでちょうどいいか。
 JAでみかんの苗木がほしいと言ったら西岡精苗園を紹介してくれた。電話したら昼間は超多忙なので夜にしてくれとのことでもうすぐ母ちゃんと相談に出かける。