今日から確定申告の受付が始まる。札幌のマンションを貸しているので家賃収入があり、毎年確定申告をしている。昨日、母の分（たばこ販売）も一緒に作成し、今日ハローワークに失業給付の認定に行くので隣の税務署に持ち込む。給与収入をベースに申告するのは最後だ。来年からは年金が主な収入源となる。
２００５年から区の税務協力員を受け継いで、区民１５名ほどの確定申告を手伝った。手伝ったというよりほとんど全て作成した。林業就業者や農業収入者がほとんどだが各戸を回り、町から郵送された申告書と源泉徴収票、年金支払証明、生命保険や損害保険の証明書などを預かって、トラクターやコンバインの減価償却費の計算までして申告書を作成し、一度本人に返して「指定の日にこの申告書と必要書類を持って役場に行ってね」と説明した。役場には確定申告書と減価償却費の一覧表を渡しておいた。「ここまでしてくれた協力員はいない」と驚いていた。しかし、その家の経済状態が丸分かりであり、個人情報の取り扱いがうるさくなり始めたので、３年目には「来年からは自分で行ってね」ということにした。先ほど「今日から確定申告の受付が始まります」と区内放送で美声を放ってきた。
