和歌山市のガーデンパークにあるジストシネマに「太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男」を観に行った。開演２０分ほど前に同じ二階にある「うどんののらや」に入った。お品書きに店のルーツが書いてある。●人にやさしいぬくもりのある田舎とふるさと…子供のころを思い出させるお店にしたいと考えました。龍神村の友人を訪ね丸太買いから始め設計、製材、建築を初体験し、失敗を繰り返しながら完成した岸和田の１号店。いつもそばで見守ってくれたのが野良猫でした。ここから「のらや」の歴史が始まりました。● 店内は田舎の土壁風作りで、落ち着いた懐かしいような雰囲気があった。こだわりは猫。急須、湯呑み、醤油さし、七味入れ、箸袋など全てに可愛い猫のイラスト。注文したてんぷらうどんの鉢も猫の顔。ほっこりした気持ちで映画館に入った。上映館は１０個もあり指定席となっている。３番館に入ると席の半分ほどが埋まっていた。映画のストーリには触れないが、ぜひ見て欲しい。ただラストで日本軍が全員で「歩兵の本領」を歌いながら投降してくるシーンでは涙があふれた。♪万だの桜か襟の色 花は吉野に嵐吹く…。
