パソコンはいつから?

 そもそも私とパソコンの付き合いはいつからだろう。下津製油所の製造装置から勤労課に転属になった昭和52年(1977年)頃に、沖電気のIF800という初期のパソコンが2台導入された。

 1台は生産技術課、もう1台は供給課だった。当時はBASICという言語で、おおいに興味を抱いて、勤労課の仕事をしながら、供給課に日参して「住宅融資の返済額計算プログラム」を開発した。

 一か月ぐらいで完成したが、そのことを上司(係長)に報告したが「ああ、そう」という答えしか返ってこなかった。

 その後、所内あげてパソコンの講習会を開いて、私も講師の端くれとして夜勤明けの社員に教育した。自分でもNECPC-6001というパソコンを買ってプログラムを組んだり、テニスゲームなどを楽しんだ。

 ただ、業務に使うためには組織もソフトもなかったので、趣味の範囲を超えることはなかった。

 

 初めて自分のパソコンで年賀状を作ったのが、平成9年(1997年)だった。27年前の千葉の時代だ。それまでは理想科学プリントゴッコで作った年賀状が残っている。

 

 この間のITの進歩は目覚ましい。今日届いたLAVIEのスペックたるや10年前と比べてもとんでもないレベルだ。人生100年時代、このスピードに付いていくのは並大抵のことではないが、尻尾くらいは見失わないようにしたいと思っている。

この隣に新しいパソコンが来る