初戦敗退

 母校の耐久高校は、今日の第1試合で近大新宮と対戦し、2対6で負けた。OBの立場を離れて冷静に見ても「総合力の差」は否めない。

 

 3年生の夏が終わり、明日から2年生以下の新しい挑戦が始まる。こんなことが118年も繰り返されながら、憧れの甲子園出場は未だ果たされていない。

 

 耐久高校野球部は1905年(明治38年)に誕生した。県下では桐蔭(旧制和中)、田辺に続いて3校目だった。(創部100年記念誌より)

 

 甲子園がすべてではないが、今では防災の偉人となった濱口儀兵衛が創設し、日本でも屈指の歴史を誇り、文武両道を掲げる高校として、悲願達成を願うばかりだ。