今日は湯浅図書館へ

 昨年末の12月1日に、母が新しい潮光園へ移住したことは書いたが、コロナ禍の影響で、入居契約書を交わしていなかったので、9時に出かけた。

 

 そのあとに、湯浅駅にある「えき蔵図書館」に立ち寄った。郷土資料は広川町図書館の20倍はあろうか。ただ、目的の由良興国寺に関する資料は見当たらず、結局、外江素雄氏が37歳の時に書いた「有田地方と広川町のむかし」を借りてきた。

 

 この本は、私がこの地に帰ってきて前の湯浅図書館で見つけたが、彼が津木小学校に勤務したこともあって、実に詳しくこの地のことを調べ上げていた。すでに、相当のページのコピーを持っているが、この際、まるまるコピーしようと借りてきた。

 

 ただ、興国寺の記述は、少しは詳しく書いているが、それ以上望むのは無理だろう。だって、何のなにがしが大木を切って、川に流した、など、残っている筈がない。

 

 ところで、この本を捜しているときに、見覚えのあるタイトルを見つけた。

 耐久高校硬式野球部創部100周年記念誌だ。巻頭数ページの記念行事の記事と写真は私が携わったものだ。

 隣には、同じ津木地区から阪神タイガースに行った梅本正之氏の自伝、尾藤監督が率いた箕島高校の石川星稜高校との18回戦の本も並んでいる。ちょっと嬉しい出会いであった。

こちらが外江氏の本。私より5歳上で、今も湯浅町でご存命とのことだ。