生きている化石

 数日前にテレビでシーラカンスの生きている動画が紹介されていた。タイトルの代表的な生物で、4億年前から生息している。

 

 今は捕獲が禁止されているが、法律ができる前に日本の遠洋漁業で捕獲された2体が、沼津市シーラカンスミュージアムに冷凍状態で保存、展示されている。

 

 今の魚類は、脊髄を持っているが、シーラカンスの骨格はほとんど軟骨でできていて肋骨もなかった。それが「空っぽの脊髄」を意味するシーラカンスという称号になったようだ。

 

 当時は、60種類ほどいて大きなものは6.5メートル、寿命は100年という仲間もいたらしい。

 

 それにつけても、2億3千万年前の恐竜が発生するはるか以前に出現して、数度の全球凍結や、隕石の衝突による6600万年前の恐竜の絶滅をも乗り越え、現存することはミラクルと言うしかない。

 

 私も、和歌山のシーラカンスと呼ばれるように努力したい。「なんやねん、それ?」