なのに母ちゃんはみかん取り、7時過ぎに家を出た。5時半に帰って来たが、靴用のカイロを地下足袋の前後に2枚づつ入れたという。みかんも氷のように冷たかっただろう。
今日の散歩は、郵便局への往復だけで5,000歩だった。郵便局と言えば、親の代から（あるいは祖父の代）続いていた「はがきと切手の委託販売契約」が、来年3月末で期間満了になる。
年賀状の推移は1950年（私の生まれた年）用に初めて1.8億枚が発行された。その後増え続け2003年のピーク時は44.5億枚が発行された。
その後減少傾向になり、2022年用の発行枚数は18.2億枚になったという。そのあおりか、大した手数料もなかったが委託販売店ではなくなる。
家の前にあった公衆電話も半月ほど前に撤去された。みんなスマホを持つ時代に、やはり必要性は乏しくなった。
さらに、先日亡くなったKさんの旧宅に引いていたNTTの電話線を撤去することになり、我が家の田んぼに建っている支柱が引き抜かれることとなった。
田舎の景色が少しずつ変わって行く。
