和歌山東やるじゃん

 実質今日がセンバツの初日になった。和歌山では常勝の智辯がでていない。何が起きたのか?

 

 あまり注目はしていなかったが、2試合目は和歌山と岡山の対戦だった。ひらがなで書いたら「わかやま」と「おかやま」は一字違いだ。

 

 関東にいるとき、位置関係を理解している人は少なかった。地理に無知なのか、あるいはなめとんのか、と思っていた。

 

 緊張の試合は1-1で延長戦に突入、11回表の攻撃で7点を上げた和歌山に軍配が上がった。

 

 私が好印象を覚えたことが二つある。一つは、選手がタイムリー安打や長打を打った時でも、自分を派手にアッピールしないこと。

 

 もう一つは、米原監督の采配。多彩で理にかなっていて、相手を翻弄する。11回の攻撃で、すでに4点(だったか自信ない)をあげた一死3塁で、スクイズに見せかけた内野ゴロ作戦は、かつてわがチームでも多用していた「たたき」作戦だ。

 

 結果は失敗に終わったが、3塁ランナーはスタートを切っており、当てさえすれば1点の場面だった。面白いぞ和歌山東