春爛漫

 朝霞のなか、カメラをぶら下げて散歩に出た。ビシャコ(非榊あるいは緋榊)の甘い香りが漂う。散歩道の桃源郷も赤と桃色の花が開き、木蓮の白い花も清楚に咲き誇る。春の小川はさらさらと行き、屋根の上ではイソヒヨドリが鳴き交わす。畑の白菜はもはや菜の花となり、剪定された露茜も健気に小さい花を付けている。
 センバツ二日目の第一試合に和歌山代表の桐蔭高校が愛媛の今治西と対戦したが11-7で負けた。かつて私の勤めていた会社には松山にも製油所があって交流していたので愛媛とは近い関係だった。丸善石油がノンプロを持っていたのも松山製油所で、ここに在籍した友人も多い。そのすべてが定年を迎えてしまったけどね。

【今日の言葉】
晴れの日は、出かけてみないか。雨の日も、出かけてみないか。(未詳)
 

【ビシャコ】

【つゆあかね】







サンシュユの黄】