明豊初優勝ならず

 決勝戦で 東海大相模と戦った大分代表の明豊高校だが、惜しくも2-3で敗れて準優勝にとどまった。

 2-2で迎えた8回の攻防が野球の神様のいたずらか。先攻の明豊が二死1,2塁で2番の打者が放ったセンター前に抜けそうなあたりを、東海大二塁手が必死に飛び込んで止めたボールをベースにタッチして無得点。

 

 その裏、東海大は2塁にランナーを置いての7番バッターの打球がセンターに抜けたと思ったら、ショートが捕球してスリーアウトになった。

 

 いずれも得点に結びつくチャンスだったが、両者とも叶わず、結局9回裏に東海大がランナーをためてタイムリーを放って突き放した。

 

 2012年に明豊の監督に就任した川崎絢平(39)君は和歌山県出身だ。選手として智辯和歌山で甲子園での優勝経験もある。

 

 父親はわがコマンド和歌山シニアソフトのメンバーなのだが、仕事(海南市議)が忙しいのか、最近はまったく練習に来ない。

 

 だから応援したのだが、勝ってもらって、南こうせつ作曲の校歌を最後に聞きたかった。