二日分書きます

【11日】  

 昨日から盆休みに入った人たちが多かったみたいで、高速道路も国道42号線も渋滞した。朝食のパンを買いに行っただけだが、いつもよりは時間がかかった。
 
 昨日の出来事については不可解なことはあるが、まあ、大したことではないので不問にしておこう。世間では完全に「お盆休み」に入った様相だ。


【10日】
 日本の歴史上初の「山の日」ということらしいですが、わたくし的には何もありません。リオで若者たちが活躍しているニュースが停滞の日本を盛り上げる。それで十分の昨今だ。

 朝のテレビで古座川町の「滝の拝」周辺を紹介する番組が放送されていたので、午後からバイクをとばした。高速道路が南進したおかげで、串本までは1時間半、滝の拝には2時間ほどで着いた。

【清流の古座川に遊ぶファミリー】

 道の駅「滝の拝太郎」に客はいなかったが男性が一人いたので「滝の拝」の場所を聞くと、歩いてすぐそこだった。

 【付近の川床は約1kmにわたり、熊野層群下里累層が露出して出来ており、小石が水流で転がって岩石を削り、次第に深い穴になった甌穴(ポットホール)が多数形成され、その一部が水路状になり、奥が落差約8mの滝になっている。(ウイキより)】



 川に降りて写真を撮っていると、もう一人滝つぼの上でカメラを構えている人がいた。下流では名物のとんとん釣りでアユを釣っている人がいたが、あとで調べたら漁協組合員でないと釣れないらしい。

 
 道の駅に戻ると、店長とさっきのカメラマンが何やら話をしていたので割り入ると、撮影した作品を見ていたのだ。見ると、滝をよじ登るボウズハゼだった。彼は写真と動画を撮っていた。

 ZTVで紹介されていたので急きょ来た旨を話すと、店長が「この方は山本さんと言ってZTVの地域特派員をしている」と言う。店長の名は尾添さん。「私もちょっとテレビに映ってました」と言う。それで一気に打ち解けて、私もブログ書いているのでというと、店長が教えてくださいと言うので「ようこそまがさん」を紹介した。その後、放送に出ていた宝音寺に立ち寄ってから帰路に向かった。
 


 ところがである。県道43号を北上してR168に出て本宮経由で帰ろうとスタートしたのだが、初めて走る43号は道幅が狭く落石だらけで、行けども行けども良くならない。相当進んだところに車止めがしてあって「この先山崩れで通行禁止」と書いてあった。

 ここで、あきらめて帰ればいいものを「絶対行けるはず」だとの思い込みが、だんだん深みに入っていき「この先200メートル行き止まり」の表示まで来てしまった。

 結局、ここまでの往復2時間をロスして、家に着いたら7時半だった。谷に落ちなかっただけでも丸儲けとしておこう。(走行310キロ)