日本の電力源を考える

 寺杣地区の田んぼに壮大な太陽光パネルが最近設置された。もう売電状態に入っているのかどうかは知らないが、情報によるとオーナーは井関の人で3,000万円の投資額だったと聞いた。
 県下でもあちこちでメガソーラー設備の設置情報が新聞などで報じられている。風力と共に無公害発電のエースとして太陽光はトレンディだ。我が家にも昨年某ソーラー設置会社から電話があって、一度だけ会って話を聞いたが、採算性などの厳しい話をしたらその後はまったくアプローチはない。
 1年前に関西電力のHPから、我が家の電力量が分かる「はぴeみる電」に登録した。毎月の電力使用料がグラフになって表示される。一般家庭の月額電力量は7,000から8,000円程度だと言われる。我が家は、飲料の自販機を置いている関係で平均月額は33,000円ほどになる。これが売上利益でカバーされているかどうかははなはだ疑わしい。
 この1年間で最も高かったのは1月で38,500円だ。水道の凍結が連続した頃、自販機は一所懸命に缶コーヒーを温めていたのだ。反対に最も低かったのは6月で24,000円だった。だからと言って何ら対応策はない。