たばこやめよかな?

 「吸う」ではなく「販売」の話。今日、湯浅の駅蔵で、たばこ組合の会議があった。議題は、新500円硬貨に続いて、来年7月に発行する新1000円札に対する自販機の対応だった。

 初めて知ったが、和歌山県には7つの組合があったが、現在は三つに集約されたという。一つは和歌山市を中心とする「本部」、二つ目は「湯浅」「御坊」「田辺」で構成する紀中支部、そして新宮市を中心とする紀南支部だという。

 

 参加した組合員は8名ほどだったが、私以外はすべて女性だった。通貨の変遷とタスポの廃止、さらには運転免許証やマイナカードによる自販機の対応について、ビデオでの説明があった。

 

 これらをすべてクリアーする自販機は80万円する。とりあえず、今ある自販機に付属機能を付けて対応するにも335,500円かかる。

 

 今や、完全に田舎の喫煙者のためのボランティアになっている我が家は、すでに赤字を続けていて、投資に見合うメリットはまったくない。

 

 祖父の代に始めたたばこ販売だが、残念だが3代目の私が決断をせざるを得ない状況となった。