３日前に予言したとおり「梅雨は明けていたとみられる」と気象庁の大発表があった。それも東北地方を除いた広域の梅雨明け宣言だ。数日前の週間天気予報を見れば、誰でも「ああ、もう梅雨明けだなあ」と分かるのに、なぜ彼らは判断を下せないのだろう。
やっと世間の意見も実際の気象も明らかになった時点で「いやあ、実はあけておましてん」との後追い発表はいつものとおり。３日前に「梅雨明け宣言」していたら、今日の荒川河川敷の落雷死亡事故や、関東地方の大雨による停電の責任をまるまる被ってしまうからだろうか。
韓国アシアナ航空のＳＦ空港への着陸時の事故で死者と多くの負傷者が出た。当局の”いいわけ”は「パイロットの判断の他に何か不測の事態があったと思われる」が、時間が経つに連れて実態が露になる。運転していた副操縦士が最新鋭のボーイング777に慣れていなかったんだって。他の機種には相当時間のフライト実績があるのに、機種が変われば操縦がそんなに難しいものかねえ。自動車の事故に比べたら格段の安全性を誇る航空機だ。どこかに油断があったと思われる。
