梅雨の晴れ間

 6月も最後の週がスタートした。週間天気予報ではむこう一週間雨がない。途中で梅雨明け宣言するのではという見方も多いが、どこかの気象予報士は「いやいやまだです」と突っぱねた。

 米朝関係のその後はどうなっているのか。まだまだ両者ともに疑心暗鬼が払しょくされたとはとても思えない。さらにトランプが韓国からの駐留米軍撤退を約束したが、その分、日本での駐留軍を増やす考えもあるという。米国にとれば、威圧をかけ続けるためには当然の一策だろう。


 こんなところでも、日本は米朝の行方を対岸の火事と、のほほんと見物しているわけにはいかないのだ。さらに、日本の第一命題の拉致被疑者の返還について、北は相変わらず「解決済み」の姿勢を崩さない。首相は命がけで返還を求める行動を起こさない限り、唯一のチャンスもノーゴールで終わりかねない。