暑かろう

 今回の「平成30年7月豪雨」と命名された災禍で死者155名、行方不明者59人と発表された。(読売新聞10日20時)

 行方不明者が、奇跡の生還を果たすことは果たしがたいことで、申し訳ないが時間の経過とともに死者の数字に加わるだろう。

 日本列島に西から這い上がった「線状降水帯」という気象用語が、ムカデのようにあちこちを刺しながら通り抜けて行ったが、ムカデは命まで奪わない。

 今日、テレビでは梅雨明け宣言後の炎天下で浸水家屋の後片付けの人にインタビューしていたが「目途が立たない後片付けは疲れるばかりです」と答えていた。