大汗かいた

 おそらく今日で梅雨は終りとなるだろう。一週間後には気象庁が「梅雨は空けていたとみられる」と言うだろう。風が変わり突風が何度も吹いた。そのたびにナナランドに張りっぱなしのテントを心配したが、無事持ちこたえた。この下で椅子に座って百田尚樹の「永遠の0(ゼロ)」を読んでいる。第二次大戦の零戦乗りの物語だ。575ページもある分厚い文庫本だ。やっと半分にさしかかった。
 午後には少し身体を動かそうと思い、お墓の前に植えていた右側の榊が枯死したので植え替えてやろうと出かけた。ところが、上土を取り除いて根を掘ってみたらやたら太いのが何本も地下に潜っている。そのうちの2本をノコギリで切り、ハンマーで何度も横殴りをしたが根は起きてこない。

【親父が植えた榊だがもう何十年たったのだろうか。左の木は8年前に私が植えた】
 簡単に起きるだろうと思っていたが、この頃には衣服は汗だらけ、熱中症寸前の疲労困憊だった。一度家に戻って水分補給をした。最期にはチェーンソーまで駆り出して3本目の根っこを切り何とか掘りあげた。古い根っこが取れたので新しい榊を探しに畑をさまよったがどこにもない。仕方なく、旧株の周りにはびこっていた二世の一株を植えた。ついでに花筒に挿していた榊が青々としていたので引き抜くと根のようなものが生えかけていたので、これも2本挿して置いた。いずれかが根付くことを期待しよう。

【こいつが大きくなる頃は】