母ちゃんの誕生日に

 6時前から墓掃除をした。周辺の草刈り、雑草抜き、8本の花立の掃除と水入れ、榊の小枝を切って挿した。

 

 それだけで、もう汗だくになった。最後にお墓に向かって手を合わせ「あれから77年が経ちました。世界は飽きもせずおろかなことを繰り返しています。あなた方の死は何だったのか、考えさせられることです」と、心の中でつぶやいた。

 

 今日は妻の誕生日だった。長崎に原爆が落とされた日だ。

 

お昼はささやかに焼肉をして誕生日をお祝いした。