季節の移ろいに感謝

 月曜日だと言うのに隣の小学校に人の気配がしない。どうやら昨日運動会があって今日は代休のようだ。昨日の疲れが若干あったのか目が覚めれば6時を回っていた。お待ちかねのナナをなだめながら上にジャンパーを羽織って散歩に出た。
 ひんやりとする秋の冷気があって時の移ろいを感じる。水不足で収穫が遅れた我が家の田んぼも今日Kが刈り取りをした。それにつけても、順調に水が確保できた田んぼと、水不足で悩んだ田んぼとは刈り取り後の姿に明らかに差が出る。水があるかないかで植生がまったく変わるということか。近くに道路になる予定で1年遊ばせた田んぼがあるが雑草が高く生い茂り無残な姿になっている。1メートル以上に伸びた草や潅木の根が床を突き破って、もはや水田には戻らないのだ。
 午後に野菜畑に出て収穫を終えた夏野菜のネットなどを取り外したり、生い茂る草をむしったりした。母ちゃんも4時から出て私より遅く帰ってきた。
 食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋。何をしても心地よいが短い季節を迎えた。