2013年に、水不足でお米が作れなくなった田んぼに、梅の新種ツユアカネを植えるべく高さ2メートルの金網をKさんと二人で張った。
翌年3月に、我が家の田んぼには35本のツユアカネと、受粉樹の南高梅を5本植樹した。そして苦節8年、昨年は全農家で300キロ以上の収穫を上げた。
ただし、当初は10軒で始めた事業だが、様々な理由で5軒にまで減ってしまった。主な理由は獣害と気候だ。
今日は、昨年試験的に植えたもらった新苗が2年目に入ったので、元梅研のJ君に剪定をしてもらった。ついでに我が家の成樹も、私の剪定のあとをさらに切り込んでもらった。
さて、この若い木が実を付けるまであと3年はかかる。古い木は衰えてくる。今年の花の時季は受粉樹とうまく合うだろうか。ミツバチは飛んでくれるだろうか。
一緒に金網を張ったKさんは、すでに一昨年に鬼籍に入られた。まったく将来不明のスタートなのだ。