大仕事をふたつ

 物置の敷居が腐ってきて戸がレールから外れたりしていたので午前中に修理した。この小屋は親父が廃材で建てたものだが、大雨の後は地下水の出水がすごいので足元が先にやられたようだ。腐った敷居からレールを丁寧に外して敷居を外したら厚さ12センチくらいの四角い柱がほとんど腐ってとれてきた。割れたところにはシロアリの子供がいっぱいいた。
 全部取り外したら、親父も承知していたようで下地に小石を敷いて、その上にビニールを敷いて木を保護しようとした跡が見える。20年以上は持ったのでまあ成功と言えるだろう。同じような材料がないので防腐処理したツーバイフォーで代用する。厚さが足りないので所々に同じものを二重にして隙間には小石を入れて補強する工法にした。
 小難しいところはさておいて無事復旧し、引き戸が気持ちよく開け閉めできるようになって昼食時間になった。
 午後は遅めの仕事入りでALAの散布をしようと思っていたが、2階のベランダで昼寝しているうちに長い間していない寝室の大掃除を思いついて一人で始めた。窓のガラス戸を外してマットやふとんをベランダに放り出し、新婚時代のダブルベッドを出す時点で母ちゃんに応援を頼んだ。今、母ちゃんが使っている簡易ベッドも同様に放り出して虫干しした。8畳の床に敷いてある大きなカーペットも天日にあてて布団たたきで埃をはらった。
 少し暑いが爽やかな秋風が心地よく寝具を清めてくれた。今夜は特に気持ちよく眠れそうだ。恒例の秋祭りも近い。