帰路に着く

 ツヨたちがタヒチに向かう今日、私もナナと帰路に着こう。帰りは途中で遊びながら帰宅は明日の予定だ。母ちゃんはもうしばらく滞在だ。今夜はどこかの道の駅で過ごすことになるだろう。<続き>
 久しぶりに東京湾アクアラインを通って横浜周りで東名にたどり着いた。昔は高速が繋がっていなくて不便だったが時代は変わり三車線の道が分かりやすい案内とともに横浜町田まで連れて行ってくれた。今回も御殿場で降りて富士山を反時計回りに北上し、4時には大好きな「道の駅朝霧高原」に着いた。
 この道の駅の少し手前に大きな冨士を撮れる場所があったので5Dで撮影した。荒々しい地肌が丸見えだ。

 駐車場の裏に臨時駐車場として道の駅の従業員らがつかっているところがあったのでそこに駐車してまずはナナの散歩。もちろんカメラを携えてだ。夕刻の冨士は思うような絵にはならなかった。その後、レストランで山菜そばとスーパードライの食事をして車に戻ってベッドメイキングした。夕闇迫る中、ハッチバックを空けて座り、ナナにつまみの端くれをやりながら売店で買った冨士の地酒をちびちびとやった。冨士山麓の標高1000メートルで涼しい空気の中、至福の時が流れる。