今日は良い日だったと思うこと

 天気予報は違わずに朝から雨が降り少し強い風も吹いた。母ちゃんは来週のK教春の大祭の準備のため教会の掃除に出かけた。私はナナと雨の中3回は散歩に出かけた。
 今日は「よい夫婦の日」だそうだ。語呂合わせでいろんな日を作ってくれているがお節介極まりない。本当に愛があるならば「父の日」も「母の日」も「子供の日」も「敬老の日」も要らない。さらに言うなら六曜も同じ。室町時代に中国から伝わったとされるが、明治時代に暦業者が日めくりに記載するようになって定着した。実は何の根拠もない先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種を旧歴の月ごとに1月は先勝から、2月は2番目の友引から繰り返しているだけなのだ。
 本当に良い日とはその目的を達する為に最も適した日ということだ。そういう意味では今日は外出には「良くない日」であったが、読書には「良い日」であった。結局、人間が主体で勝手に決めているだけなのだ。自分が良い日も悪い日もなく生まれてきて、同じように日を選べずに死んでいくのに、だ。