春雷が聞こえる

 やっと春の到来。一昨日の強風もどこへやら暖かい一日になった。昼前の二回目の散歩のときに向かいの山すそでゼンマイを見つけた。山の上にはワラビも出ていることだろう。しかし、二人とももうひとつ乗り気が出ず、ワラビ採りもゼンマイ採りもしなかったが、その代わりナナを二階に上げてシャンプーしてやった。「ナナ、久しぶりにシャンプーしよう」と言ったら機嫌よく付いてきた。
 全身をシャワーで水に濡らして薄めたシャンプーをかけて手でゴシゴシ洗う。途中でブルブルしたがるのを「まだまだ」といさめて洗い、シャワーをたっぷりかけてすすいだ。その後バスタオルで拭いて「乾くまでしばらくベランダでいろ」と言い聞かせて外に締め出しておいた。
 午後には今日もホタルの湯に向かい、広川ダムの放水口の下の桜を見に行った。地元の「広川ダム周辺をきれいにする会」が準備した赤提灯が今年もぶら下がっていた。かつては「おでん」などを作って売っていたらしいが最近はどうだろうか。仮設の販売小屋は長い間使われていないようで物置になっていた。
  今、夜の8時だが、外では雷鳴が轟いて雨も降っている。前を通る車のタイヤが水しぶきを上げている音が聞こえる。明日もまたゴルフが入っている。

【広川ダムの放水口の桜】

【今日シャンプーしたナナ】

【太陽光の放射に浮かぶ落合区】