注射一本でやれやれ

 7年ぶりに和歌山市の角谷整形外科に走った。あらかじめ住所をナビにインプットして出かけたが、記憶が薄れていて専用駐車場に入るのに少し手間取った。
 月一で行く済生会病院ほどの混雑はなかったが、30分ほど待ったら名前を呼ばれ、7年前に右肩にヒアルロン酸注射を10本も打ってくれたSドクターの診察を受けた。久しぶりに会ったS氏は、髪の毛が真っ白になっていて(当時も白かったかもしれないが)隔世の感を感じた。
 「どうされましたか」「3月11日の寒い日にソフトボールの試合で外野からバックホームしたら肩に激痛が走ってぶっ壊れました」と言った。その会話が何の違和感もなく受け入れられたので「もう、ソフトボールはいいから何とかゴルフができるようにお願いします」と言ったら「月に何回ぐらい行くの?」と乗ってきて「まあ2,3回ですかね」と応えたら「うらやましいなあ」と応えた。その後レントゲンを撮ったがそんなにひどい状態ではなかったので注射を一本打って終りになった。やれやれだ。


ヤマザクラも満開だ】

【花の下を歩く西行法師と犬】