2015年問題を考える

 団塊世代が2015年にすべて65歳以上となるために、この間の高齢人口の急増を「2015年問題」と言うらしい。高齢人口はその後も増え続け、2025年には総人口の28.7%(3.5人に1人)、2050年には35.7%(3人に1人)になると推定されている。
 だからといっていきなり年金を減額されるのはおおいに気分が悪い。「決められない政治から脱却します」と、どじょうは言うけれど、42年間がむしゃらに働いてきて、ようやく人生の楽園に入って2年目に足元の砂をさらわれるようなことは断じて許されない。
 年金制度が破綻していることも、消費税を増税しないと国家財政が立ち行かないことも十分理解するところだが、いざ自身の身に及ぶと総論賛成各論反対で、たちまち情けないことになる。
 2015年問題はゴルフ場でも深刻な課題で全国で倒産の憂き目に会うゴルフ場は数知れないといわれている。わがホームコースのレオグラードは大丈夫かな。せめて70歳までは安心して遊ばせて欲しいよなあ。