秋祭りが近づいた

 朝には町議選の会計報告を全て託した明くんが「一緒に役場に行ってよ」と甘えてくる。行ってみたら担当のTが細かいことを言いながら「まあ、これでお受けします」となった。
 今夜から秋祭りの練習が始まった。少し遅れて公民館に出向くと、高校生、中学生、小学生の男女が8名も来ていた。いずれも笛のメンバーで、しばらく後ろで見ていたら、高校生の女性がしっかりとリーダーシップをとってくれていた。何も言わずに後ろで微笑んでいたが、何をとちくるったのか、そんなほほえましい光景を台無しにするようなアホなおっさん二人が、同じ室内で平気でタバコをプカプカくゆらし、日本酒の話に興じている。頭に来たのでブチギレて「子供が一所懸命に笛の練習しているのに平気でタバコなんか吸うな!」と、5歳上と10歳上のアホンダラに一喝した。
 その後はアホなおっさんの一人はどっかに消え、もう一人は本来の太鼓の指導に熱心に向かい、子供たちはより一層熱心に笛の練習に向かった。
 マンネリのように行われている秋祭りだが、こんなところにも綴れが出ている。何の為の祭なの?アホ祭?だったら、もうやめようよ。スタッフ総出で出演したら、観客がいない状態が何年も続いていることにみんな気付いているはずなのに。