何もかもタラス様のご機嫌次第

 台風12号タラスが、よっぽど居心地がいいのか、なかなか去ってくれない。おかげで今夜7時に予定していた決起集会も延期になった。やっていたら今の時間だが、外は強風と大雨だ。14時の延期の判断は正解だった。おまけに、それを決めるために事務所へ行く途中、県道の山崩れがいつもあるところを通過した時、やばいんじゃないかと思っていたが会議中に崩れたとの情報が入った。
 帰りは向かいの道を迂回して帰った。雨は今も降り続いている。中村川(家の前の本流ではないがすぐ下流で合流している)が氾濫寸前まで増水している。昨日妻に「台風のときは、よく年寄りが田んぼを見に行ったりして流されているよなあ」と話した、案の定(今日も使う?)数名が死亡あるいは行方不明のニュースが流れている。「こんな時に外へ出るなよなあ」と妻は言う。70歳から80歳代の人がほとんどだが、根っからの百姓根性がそうさせるのか、怖いもの見たさの好奇心か、ただの呆けなのかは分からない。
 明日は8時から田舎の恒例行事で“お道刈り”がある。どうなるかは、やはりタラスの動向次第で人間様には決められない。