75名が出席

 コロナ禍で数年間自粛していた耐久高校硬式野球部OB会総会が、湯浅城で開催され、空前の参加者を得た。

 

 私自身も、10年以上出席していなかったが、このたびの「春の甲子園出場ほぼ確定」に便乗して出席した。玄関で顔ぶれを見たら、若者ばかりで「あれ?」という感じだったが、宴会席は同年代でセットされていたので、懐かしい顔に出会えて安心した。

 

 さて、母校耐久高校は、嘉永5年(1853年)に濱口梧陵先生らによって、文武両道を教える稽古場「耐久舎」として発足し、今年で171年目になる。硬式野球部は、明治38年(1905年)に創部され119年目になる。

 

 県下では、桐蔭高校、田辺高校に次ぐ伝統校であるが、かつて甲子園出場の機会はなかった。それが、今回の若者たちの活躍で現実のものとなり、私も含めて浮かれているのだ。

 

 ところが、実行委員長のお話で「甲子園出場には2試合を前提にしても8千万円の資金が要る」と聞かされて、ちょっとビビっている。