その手があったか

 内科の通院日だった。ドクターがいつものように「どうですか?」と聞いてきたので「循環器内科でもらっている薬のせいか、血圧が100まで上がらないので激しい運動はできてません」と応えた。

 

 「では、降圧剤を減らしましょうか?」ときた。「そうだ!その手があったか」

 

 もう10年近く飲んでいる降圧剤は、常備薬の認識だった。不整脈の露見で数か月前から循環器内科で出されている薬は、心臓の心拍数を減らす効能と、血がさらさらになる薬剤の二種類だ。

 

 これでは心臓の吐出圧は下がる一方だ。担当医がそれぞれの薬を出しているのでこんなことになるのか。

 

 今は診察結果をドクター自らパソコンに入力しているがデータを共有していないのか?気が付かなかった自分もバカだが、患者は一人なのだ。両方で下げてどうする。血栓の発生も危惧するちょっと腹立たしい一件だった。

 

 明日は降圧剤を飲まずに血圧を上げて、肩の痛みがとれての初ゴルフだ。