冬の大掃除

 まあ、この家はものが多すぎる。昭和37年(1962年)に建てた家だが、私は小6、家の主な生計は炭焼きだった。

 

 親たちは、4人の子供を育てつつ、田舎のことなので、すべてこの家で葬祭行事など行ってきたので、食器類の数の多いこと。

 

 それがそっくり残っていて、二人だけの生活によけいな負担がかかっている。それで「今年は美化元年」と宣言して、早速今日は、テレビの後ろにある水屋(食器棚)をなくした。

 

 中身は段ボールに入れて工場に運んだ。この水屋の稼働率は5%くらいだったので、おそらく影響はないだろう。

 

 おかげで、テレビは壁に向かって一歩後退し、我々の椅子も一歩前進した。こんな調子で、孫子が帰省する夏までには、機能性のある住居に変身させる予定だ。