このままでは10年で終わるかも

 一昨年、副区長を拝命してはや2年の任期を終えようとしている。取組中の県道の歩道設置工事およびその付帯工事は、任期中に何とか形を整えて引き継ぎたい。

 

 この地区で、区長未経験者は4~5名いると思うのだが、順次引き継いでもらっても10年で尽きる。以降は2回目に頼ることになるだろう。

 

 日本全国の田舎がこんな状態なので、ここだけの話ではないが、地方自治の末端は、人材どころか人員不足でコミュニティが消え去るのが目に見えている。

 

 「地域おこし協力隊」やテレビの「人生の楽園」、卒業後のIターンなど、メディアでも対策に動いているが、実質13年間で258万人減少している事実を挽回する手立てはない。

 

 たとえ、多くの外国人が移住して人口は維持できたとしても、まったく新しいコミュニティの在り方を模索することになるのだろう。ちょっとさぶい。