いよいよ始まった

 8年前に私が区長の時に要望した「滝原地区からの児童のための歩道設置」が認められて工事が始まった。

 

 家の前からホタルの湯に行く交差点までの約800メートルに幅2メートルの歩道を作る計画だ。

 

 家の前には、川幅を変えずに歩道を作るため、空中に突き出す設計図を数日前に県の担当者が見せてくれた。今時の工法は何でもありだ。

 

 今日、どんどん川を掘り下げていくユンボの運転者と話をした。「このまま行くと昭和28年に水害で流された橋げたが出てくるで。当時親父が区長をしていて、その倒れたコンクリートの橋げたの上に立っている写真が残ってるよ」と。

 

 案の定、大きなコンクリートの塊が出てきた。(3枚目の写真の右下の三角形)私が3歳の時の紀州大水害のなごりだ。和歌山県では1015人の死者・行方不明者を出している。

 

 こんなに深く掘られた川を見るのは初めてだった。歩道完成後は、孫たちが帰って来た時に泳げるように、元に戻してほしいものだ。

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