穏やかな小春日和に

 家の正面にある荒神山のことはかつて書いた。数百年前(あるいは数千年前)に、この地に住み着いた人たちが、この山の下のあたりで農業を始めて、五穀豊穣を願って小さな祠を建てて祭っていたようだ。

 

 先祖の習いに従って、この時期にお祭りをして、お餅まきをしていたが、これらの行事は2年前にやめてしまった。

 

 ところが、今年もマイナーで、ご婦人方が山に登ってお祈りをしたようだ。母ちゃんからその話を聞いたので「大祓の詞」を5部コピーして渡したら、お役に立ったみたいだ。

 

 彼女たちが山を降りてきて、私が座っているサロンに着いたときに、偶然、昔仲間のK君が、ホタルの湯の帰りに「こんにちわ」と、声をかけてくれた。

 

 「おーい、有名人がきたぞ-」と周りに声をかけたが、彼女たちは忙しく、小学校の校庭に上がってしまった。(興味ないんか-い)

 

 K君は丸善石油下津でソフトボール部に所属して活躍したが、会社の衰退のあおりで中途退職し、独立して地元のコンビニのオーナーをしていた。(間違ってたらごめんなさい)

 

 自身の活躍もさることながら、彼の息子は智辯和歌山を卒業後に、大分の明豊高校の監督を歴任して野球通には知られるところとなり、今春の選抜でも準優勝を成し遂げた。(決勝戦東海大相模3-2明豊)

 

 彼は我がソフトボールチーム「コマンド和歌山」に今も名を連ねていて、私の6歳下だが、海南市の市議(議長)でもある。

 

 「近いうちにグランドに顔を出します」と去ったが、今年のチャンスは、あと2回くらいしかないんだけどなあ。