うたかたの如く

 大好きな鴨長明方丈記。出だしは「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみにうかぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人と棲(すみか)と、又かくの如し。」

 

 今日は年一度の公民館の清掃日で、母ちゃんが炎天下に午前中を費やして頑張ってきた。お昼前には帰ってきたが、熱中症でかなりのダメージを受けて、頭痛薬などを飲んでいた。

 

 私は、家にいて、ささやかなお仕事をしたが「69歳を前にして毎日何やってんだ」の想いが深かった。目の前の川は、いつものように延々と水を運び続けている。